2020年10月17日

片岡千恵蔵 その23

片岡千恵蔵 (1903~1983)

1972年4月のスタートが1971年の秋には決定していた片岡千恵蔵主演「世なおし奉行」。タイトルも早々と

決定した訳だが内容的には全くの未定だったと思う。「世なおし奉行」の「○○奉行」と言うのは、千恵蔵がか

つて東映京都で主演した遠山の金さんが主人公の映画のタイトルと同じである。しかしそれは昭和30年代

の前半の事で、1972年になって今更ながらいくら十八番だからと言って千恵蔵が金さんを演じる訳がない。

大体、年齢的にも合わなくなっているし無理である。誰でもそう考えると思うのだ。私も一応そう考えるのだ

が一寸違った見方も出来ると思う。それはこの先の1973年10月から74年3月まで、千恵蔵と同じく東映の御

大である市川右太衛門が十八番の「旗本退屈男」のテレビ版の連続物に主演している。右太衛門は年齢的

に「退屈男」は無理であるがそんな事は無視している。東映の御大2人の十八番をテレビで演じて貰って締

めとする。そんな動きがNET+東映にあったのではないか?。もしそうなら右太衛門の十八番が「退屈男」

ならば、千恵蔵の十八番は「金さん」である。即ち「○○奉行なのだ。」

posted by ranabe at 21:21| 生涯大河に出演しなかった俳優 | 更新情報をチェックする